さくら「ふぐぅううっ!! むぐっ、ぐぅううぅっ!!!」
金切り声を上げる私の口を、その汚いモノが塞いだ。
さくら「ぶぐーーーーーーーーっ!!! ぐぐぐぐっ!! ぶっ!! んむむっ!! んんんんーーーーーーーーーーっ!!!!」
口の中いっぱいに生温かい、柔らかいような硬いような気持ち悪い感触が広がる。
口を閉じることも出来ない。
さくら「(やだーーーーーーっ!!! やだやだやだやだこんなのやだぁああああぁぁぁ!!!!!)」
もう何回「やだ」って言ったのか、思ったのかわかんなかった。
全身が拒絶感と嫌悪感だけで満タンだった。
男「おっ、おぉおおぉおぉっ!! すっ、すっ、すごっ、すごいっ、おっほ、おっ、おほほぉおおぉぉおっ!!!!」
男が狂ったような奇声を上げると同時に、口の中の汚物がビクビクッと生きてるみたいに跳ねた。
さくら「ふぶぅうぅうぅっ!! ぶごごっ、ぶっ、ぶごっ、ごおおおぉっ!!!」
男「あぁぁーーーっ!! あっ、あっ、あったかぃいいっ!!
きっ、きもぢいいよぉぉおっ!! おっ、おぉおっ、溶けるっ、溶けるぅううぅうっ!!!!」
涙声になりながら、男が無我夢中に腰を振ってくる。
そのたび上顎や喉の奥に汚いモノの先っぽが当たって、何度も何度も吐きそうになった。
さくら「ぶぐぐぐ……ぶっ、ぶごっ、ごごっ……ぶっ、ぐっ、ぐぐっ、ぐぅぅうーーーーっ!!!!」
こんなモノ噛みちぎってやる――って思った。
その力さえ出て来ない。
力を込めてもせいぜい甘噛みくらいにしかならなくて、
男「あっ!! あぁあぁ~~~~~っ!! こすれるぅうっ! しっ、扱かれてるうぅうぅうっ!!!」
さくら「ふぐっ、むぐぐーーーーっ!! んっ、んぶぶっ、んっ、ごっ、ぶごっ!!」
……却って相手を喜ばせるだけだった。
男「あぉおっ! おっ、ふっ、おおぉおっ、ぬるぬる絡みついてぇえっ!
すごいっ、あっ、あっ、春風さんのっ、春風さんの口っ! 春風さんのフェラっ!!」
さくら「ぶぶぶっ……ぶっ、ずっ、ずるっ、じゅるる……ぶっ、んぐぐっ、ぶぐっ……!!!」
ガクガクガクガク――とどんどんピストンが速く、細かくなってくる。
舌の上でジュコジュコ唾液が泡立って、口の中にボロボロ落ちる気持ち悪い、臭いカスがそれに溶けてチーズみたいになって――
さくら「(もぉお……も、むり……こんなのもうむりぃいぃぃ……)」
息が苦しい。
臭い。臭い。臭い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
それだけしか考えられない。
もうやだ。もうやだ。もうやだ。もうやだ。もうやだ……!!
男「あぁぁぁ~~~~~っ! こっ、こんなのもうっ、もうむりだよぉおおぉおっ!!!」
嫌がらせみたいに、男が私の思いと同じことを恍惚と叫んだ。
男「あっ、あっ、あぁぁ~~~~~出ちゃう出ちゃうっ!
きっ、きもちよすぎるっ、あったかくってぬるぬるしてぇえっ! すっ、すぐに出ちゃうよぉお~~~っ!!」
さくら「…………ッ!!! んんんんっ、んっ、ぐっ、んんっ……んんんんーーーーーーっ!!!!!」
――その言葉に全身が強張る。
さくら「(やだっ、やめてやめてやめてやめてやめてえぇええぇぇぇっ!!!! 抜いてっ、抜いてから出してぇええっ!!!!)」
せめてそれだけはと、必死になって顔を背けようとした。
だけどピストンはどんどん深くなって、離れるどころか呼吸さえ難しくなってくる……!
男「おっ! おぉおおぉ~~~~~~っ!! もっ、もったいないぃいぃっ!!
いっ、いっ、イクっ、イクイクイクイクイクイッちゃぅうう~~~~~~っ!!!!」
さくら「むぐぐぐぐぐーーーーっ!!! んっ、んぐぐぐっ!! んぐーーーーーっ!!!!!」
ビューーーーーーーーーッ!!! ビュルルルルルルルルルルルッ!!!!!
さくら「んぶぅうぅぅぅぅううっ!!!!!!」
ビクッビクッビクッ!!! と口の中で痙攣しながら、先端からすごい勢いで精液が噴き出す。
さくら「んんんーーーーっ!!! んんんんんんーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
ネバネバした臭い液体が、あっという間に口の中いっぱいになった。
ぷくーーっとほっぺたが膨らむ。
さくら「ぶぶっ……んっ、ぶっ、ぶぶぶっ、んぶぶぶぶっ……!!!!」
臭い……臭い臭い臭い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い……!!!!!
さっきと同じ思いがループする。
でも耐え難いほどの拒絶感は、今度の方がずっと上だった。
ドロッとしたぬめっとした、なまぬるいあんかけみたいな食感。
それが舌の裏にも歯のくぼみにも唇と歯の間にも全部全部隙間なく入り込んでくる……!!